2015年8月2日日曜日

大学院の講義はどんな内容なのか

大学の講義は結構知られているので、今回は大学院の講義について書きます。



内容は基本的に輪講です。


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デジタル大辞泉の解説

 りん‐こう〔‐カウ〕【輪講】
 [名](スル)一つの書物を何人かで順番に講義すること。「論語を―する」


論文なり教科書を受講学生で回して学生がプレゼンを行い、それに対して教官や学生が質問し内容を深めていくというものです。


私が受けていた内容を簡単に書いていきます。

 1. 教官が配布資料を配り、ひたすらその話を聞く。難しすぎて分からない。
   最後の講義で簡単な小テスト。

 2. 講義ごとに教官が代わり講義時間の前半に講義、後半に各グループでディスカッション。
   最後に発表。

 3. 教官から配られた英論を輪講。
   教官が優しすぎて訳してきた文章を読むだけで終わり。

 4. 教官が指定した、英語の教科書を輪講。
   学生たちが日程やどの章を分担するかをすべて決め、担当箇所をプレゼンする。
   プレゼン後は先生から質問される。
   発表しない学生も1回質問しなければならない。

 5. 日程を割り振られ担当学生が探してきた英論2本を紹介する。
   プレゼン後は先生から質問される。

 6. 講義日程の前半は教官の通常の講義(英語)。
   日程後半は学生があるキーワードに対して自由にプレゼン。
   最後の講義で簡単なテスト。

 7. 日本語の教科書を使って輪講、ホワイトボードを使って学生が授業する。
   毎回宿題が課される。


ほぼ同じ内容です。
大学との違いは学生が教壇に立つことと英語率が上がることです。

また、大多数の院生はM1で卒業単位をすべて取得します。
M2は就活や修論があるので、終わらせておいた方が賢いです。

すべて終えた感想としては、


大学講義のより楽

でした。
英語といってもGoogle翻訳ありますしw
発表するのは、15回ある講義回数の中で1,2回です。
他は聞いているだけでいいのです。
テストが無いのが大きいです。あっても持ち込みOKでした。

教官からすれば「講義頑張るより研究頑張って」というスタンスです。

学生も教官も講義はあくまで卒業要件を満たすためのものと割り切っています。

みんな楽したいですからねw

おしまい。

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